捨てていこう

重たい荷物を降ろして身軽になりなよ。そんな歌を、昔ザ・バンドというグループが歌っていたけど、人間って忘れられないことや、捨てられないものなど、多くのことに固執して生きているよね。ぼくも、そのひとりなんだけど、だから人間なのかな?それともただの未練なのかな?いつも堂々巡りで結論が出ないのだけど、生きるってことは・・・生きていくということは・・・わからないのだけれど、友や恋人や肉親などのつらい別れを受け止めて、悲しい涙を笑顔に変えられたら、それは尊いことなんだろうな。止まない雨はなく、明けない夜もない。今、どんなに打ちひしがれていても、希望の朝はきっとくる。絶望してはいけない。希望は裏切らない。振り向かずに歩いて行こう。いずれ、この命も捨てなくてはならないのだから。