それでも信じてみよう

今は無い、左寄りの政党を批判していた友人だったのに、身内の選挙の応援演説に、その政党の顔のような人が、(今は引退している)応援演説をすると、拍手を送っていました。ぼくは複雑でした。長い時間が過ぎているのだから、価値観も変わるし、世の中の状況も変わると、懐を広くして受け止めるべきなのかな・・・いい歳をして視野狭窄を起こしているのか、それともぼくは病的な粘着質な性格なのかと、思いを巡らせてみても腑に落ちないのです。選挙のためならば嫌な奴とも手を握る。判っているつもりでも、そういう世界から距離を置きたいぼくなんですよ。世間もひとりひとりの人間も、みんな矛盾を抱えて生きているものですよね。何を信じたらいいのか、いや、何かを信じて生きていこうと決心しました。