紙飛行機に夢を乗せて

子供の頃、紙飛行機を作って、よく飛ばしていたな。みんなで一斉に空に向かって紙飛行機を投げて、だれの飛行機が最後まで落ちてこないのか競っていたのだけど、ぼくは、いつも悔しい思いをしていた。ベーゴマやメンコもそうだったけど、負けるとみじめだよね。良くも悪くも遊びの中から色々なことを学んだよね。博打の面白さや、勝負のきびしさも遊びの中から知ったのだと思う。笑われるかもしれないけど、あの時、空に飛ばした紙飛行機はぼくの心の中で今も飛んでいるですよ。夢の大空つかむその日まで、決して落ちることはなく今も飛び続けているんですよ。たとえ笑われてもね。