土に帰っていくもの。土から生まれるもの

日本は四季がある国だけど、秋が深まっていくと、様々な命の終焉が訪れるのだけど。歳を重ねると、そんな当たり前の景色も感慨深く受け止めるようになるんですよ。過去に捨ててきた物に思いをはせても仕方がないのだけど、立ち止まってはいけないと自分に言い聞かせて歩いていくしかないと思う・・・春には新しい命の息吹が訪れるのだけど、また旅立ちの季節でもあるけど・・・胸に宿る郷愁を抱えてどこに旅立とうか、どこに帰ろうかと若いころから抱えている彷徨は未だに捨てられないんですよ。